2.2.1 ファイル形式による比較

 3つのファイル形式は,すべてASCIIファイル2.2で構成されているため,viやemacs,メモ帳などのテキストエディタで人間が容易に直接編集することができる.

 次に各ファイル形式についての概要,メリット,及びデメリットについて簡単に述べる.本システムでは,これらの3つの方法についてCRUDを実現すればよい.

 以上のことより,iniファイルは,基本的なシステムの設定に有効であることが分かる.

 一方,$ {\bf CSV}$ や$ {\bf XML}$ は,日々の日記のデータなど,頻繁にアクセスされるデータに有効であることが分かる.

 日記データへのアクセスは頻繁に行われるため,データの処理が高速である$ {\bf CSV}$ であることが望ましい.一方,本システムは,さらに教員や保護者から新機能を望まれたり,システムを強化するために,仕様変更する可能性がある.

 本システムでは,2つのトレードオフを考慮した結果,日記などの多くのプログラムで影響を及ぼす日記データには$ {\bf XML}$ 形式を採用し,小規模なデータには$ {\bf CSV}$ を採用することにした.

用いたデータベースの機能とファイル形式について表[*]に示す. なお,$ {\bf XML}$ 及び,$ {\bf CSV}$ におけるデータのアクセス時間の比較を行った.[*]章に概要を述べる.[[]]で囲まれたデータは複数存在することを意味する.

lightgrayrgb0.95,0.95,0.95

表: 本システムにおけるデータベースのファイルタイプ構成
lightgrayファイル名 概要 形式
setup.ini 全体的な設定データ ini
setupmail DES暗号化されたメールアドレス 該当なし
log.dat サイトへアクセスした時の情報 $ {\bf CSV}$
articlecount.dat 記事番号 該当なし
category.dat カテゴリ情報 $ {\bf CSV}$
counter.dat アクセス総数 該当なし
countertoday.dat 任意の日のアクセス数 $ {\bf CSV}$
diary.dat articlecount.datに対するcategory.dat情報 $ {\bf CSV}$
documentcategory.dat 配布文書管理の大分類項目情報 $ {\bf CSV}$
googlemapkey.dat Google Maps APIを利用する際の登録コード 該当なし
googlemaplocation.dat 学校の地図の緯度と経度の情報 $ {\bf CSV}$
link.dat 外部リンク先 $ {\bf CSV}$
rss.xml 記事情報の更新を配信するための情報 $ {\bf XML}$
weather.dat 本日のお天気情報を都道府県別に表示する情報 該当なし
[[西暦]].xml 西暦に対応する学校行事情報 $ {\bf XML}$
googlemappoints.xml 登録した地図情報 $ {\bf XML}$
number.dat 配布文書のカウンタ 該当なし
listupdate.dat 最近更新された配布文書情報 $ {\bf CSV}$
list.dat number.datに対応する配布文書情報 $ {\bf CSV}$
[[日付.xml]] 日記情報 $ {\bf XML}$

MURAYAMA Yoshiyuki
平成19年7月8日