1.1 Introduction

 学校Weblogシステムは,学校のWebサイトの更新作業に大きな恩恵をもたらすことを目的として開発を行う.本システムは,従来の学校のWebサイトの更新作業で必要であった,市販ソフトウェアを編集し,それをアップロードする方法ではなく,ブラウザのみで全てのWebサイトの更新作業ができるようにする.

 本システムの開発にはPHP[2] [3] を用いているため,豊富なPHPリソースを利用して,比較的短期でソリューション提案できることが大きな特長である.

 また,本システムでは,全てのWebページをPHPで動的に生成しているため,仕様変更に対して強固な柔軟性を持つ.

 データベースには,MySQLやPostgreSQLなどのRDBMSを使うと,開発における生産性が向上する.また,PHP5からはPHP自体にデータベースが実装されている.

 しかし,データが何らか原因により,破損してしまった時など,障害発生時の開発者以外による,データの可読性を考慮すると,それらの技術習得に要請されるスキルが劇的に増大し,リスクファクタである.この利便性とリスクとのトレードオフを考慮し,$ {\bf XML}$ [4] 及び$ {\bf CSV}$ でデータベースを実装した.

 さらに,本システムはオープンソースソフトウェアとして開発することにした.これによって,本システムでは一定の制約条件の下で,システム性能を最大限に引き出し,システム運用を効率化するための工夫を凝らした.

MURAYAMA Yoshiyuki
平成19年7月8日