Weblogという言葉が定着し,多くのユーザに注目されるようになったのは,アメリカ合衆国で2001年に発生した同時多発テロ後だといわれている.同時多発テロ後に一般市民がWeblogを通して意見の交換や議論を行うようになり,マスメディアの制約にとらわれないジャーナリズムが発生した.
さらに,比較的簡単に開始することができるので,敷居が低く,これまでは言葉を発信してこなかったような人たちが,独自の情報ソースと解釈スキームを持って情報を発信し始めたことである.
現在は,このような草の根のジャーナリズムや,個人的な日記まで,さまざまコンテンツが多くある.
この膨大なWeblogは,利用者からすれば,どれが価値があり,どれが価値がないかという「玉」と「石」を判断することが求められるようになった.
これらの玉石混交の問題に対して,インターネットポータルサイトを提供しているGoogle株式会社は,価値のある情報は多くのサイトからリンクをされているという考え方でページランクを導入した.
すなわち,情報自身が情報の価値を判断し,情報を淘汰していくシステムである.
これは,Web2.0の思想を充分に組み入れている.次章では,Web2.0について述べる.
MURAYAMA Yoshiyuki