1.3 Web2.0とは

 Web2.0とは,2005年半ば頃から広く使われるようになった言葉である[8].これは,Web2.0という言葉は造語であり,これまでのWebの考え方をWeb1.0と呼び,少し区別をして考えようという気運が関係者に広まっていたからである.

 Web2.0の考え方は,ネット上の不特定多数の人々を,受動的なサービス享受者ではなく,能動的な表現者と認めて積極的に関わらせるための技術やサービスの開発姿勢を持つことである.

 すなわち,一般の人々を性善説で捉え,多くの有用なサービスを容易に導入できるようにし,無料でできるサービスを自動的に提供するようなシステムを開発することが重要だと考え始められた.

 これらのシステムを実装するためには,開発者向けにプログラムしやすいようなサービスを公開する必要がある.この開発者向けの機能をAPI1.1という形で提供するところが多い.

 APIを利用するためには,Ajax1.2の考え方が重要になる.

 Ajaxとは,HTTP通信を行うためのJavascriptの組み込みクラスである,XMLHttpRequestによる非同期通信を利用し,通信結果に応じてDHTML[9]でページの更新をせずにページの一部を書き換える手法のことである.DHTMLとは,静的なに対して, $ {\bf javascript}$ 及び$ {\bf CSS}$ を加えて動的なサイトを構築する技術のことである.

MURAYAMA Yoshiyuki
平成19年7月8日